月別アーカイブ: 2019年8月

大学近くの日式ラーメン屋がまもなく閉店

北京大学の外を出ると、意外にも飲食店やスーパーはない。ましてや日式ラーメン屋もない。そこで、北京大学を東へ1.5-2.0キロぐらい行くと、五道口という学生の街がある。北京語言大学など色々な大学が集まる場所である。

そこに一軒の日式ラーメン屋を見つけたので、行きつけにしようと思い、試しにいってみた。熊本ラーメンでとんこつ、45元。うん、これはいけると思い、また来ようと思い、中国人の店主に声を掛けたら、なんと横須賀に35年暮らしていた経験を持つつのこと。ただ、奥さんも日本で店を開いているのだが、店を閉じることになり、この店主も日本へ戻り、このラーメン屋も来月9月で店じまいするとのこと。残念!

ただ、この店主の横須賀35年在住という話を聞いて、あらためて、中国人の生きるパワーを感じた。自分が生きていくためには、リスクを負って、どこにでもいく。私もこんな生き方をしてみたい。

経済基礎

先行授業として、「経済基礎講座」があったので、土日の2日間参加してきた。内容は、10つの経済原理を学ぶ、というもの。人々はどのように決断をするのか?そして、各自の決断が、どのように他人に影響を与えるのか?そして、全体経済をどのように運営してのか?

教授が1人で、朝9時から夕方5時まで、昼休みと少しの休憩を抜いても、1日5時間半しゃべるという、教授にとってはかなり過酷な内容。

場所は、阿里巴巴厅で大教室。とはいえ、インタラクティブな授業で、色々と回答せねばならないのかな、と思っていたが、意外とそのようなものはなく、基本教授が一人で話続けていくスタイル。ただ、時がたつにつれて、生徒が色々と意見や質問を随時していく形になっていった。このあたりは、中国的な感じがする。私も、中国語で色々と意見や質問ができるように用意せねばならぬ。

教授も、2日目の後半はかなり喉がかすれていて、本当に大変だったんだなと感じた。また、授業が終わるときには、生徒から大きな拍手が起こったのだが、教授と生徒が一体となって授業を盛り上げていくのが、結構印象的だった。

北京大学は、ひとつの街。

北京大学をブラっと歩いてみた。いや、自転車も使った。北京大学は広いので、歩いたら疲れてしまう。だから、学内の止めてあるレンタサイクルのMobikeを使った。大学内にもMobikeを留める駐車場表記もある。食堂も数か所あるらしいのだが、8月はまだ夏休みのため、学生が少なく、閉まっている食堂もあった。いずれにしても広い敷地に色々なものがあるので、徐々に紹介していきます。

北京大学の地図
工事中の巨大な図書館。

授業に参加

正式な授業ではなく、光華管理学院の卒業生を講師に迎えたプレ授業。教室は、光華管理学院2号楼の阿里巴巴報告庁という大教室で、300-400人は入れる。講師は、百分点というビッグデータを生業とした企業に勤務しており、データコンサル?をしているとのこと。 公安からメディア、銀行など幅広い企業を相手にデータを使ったビジネスやシステム開発などを行っているらしい。

内容は、ビックデータの課題や活用方法などの概要を紹介するもので、私が生業としているマーケティングに関わる部分もあったので、ある程度内容は理解できた。ただ、まだまだ中国語レベルを上げていかねば、授業についていけないとも感じた。生徒が笑う部分で、私は笑えない。面白さが理解できない、いや中国語がしっかり理解できていない。

私は、光華管理学院で勉強するにあたって、iFLYTEK(ここもビックデータを生業とした企業)のスマート録音筆記具を買ったのだが、こいつを使って頑張って復習するしかないだろう。

この商品とても、優秀です!

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ドルから人民元への両替は、年間5万ドルまで

光華管理学院のPMBAの学費は2年間で、32.8万元。1元=16円として、5,248,000円。私は2012年に北京へ赴任したのだが、段々と元高になり、1元=18-19円ぐらいの感覚だったのだが、最近の米中貿易戦争や円高のおかげもあって、今は、1元=15.1円! これはチャンスと思い、(円から 日本からは、元で送金できないということもあり) 下記流れで、両替を実施。

まず東京スター銀行で、5,900,000円を55,392ドルへ両替。1ドル106.5円。

そして、55,392ドルを、私の中国の中国銀行口座へ送金。 手数料6,000円。

本日、中国銀行のAPPでドルを元へ両替。ただし、55,392ドルすべてを元へ両替できず。年間50,000ドルの制限があったのだ。ゆえに、50,000ドルを元へ両替。結果、351,665元受け取れた。おそらく、中国銀行側での手数料みたいなものが差し引かれていると思う。

結果、1元を(50,000ドル×106.5円)÷351,665元=15.144円で両替できた。とってもお得!これで学費を抑制できた!

私は、北京で勤務をしていたこともあり、中国国内の銀行口座を持っていたので、意外と楽に両替ができたが、はじめて北京大学へ留学して、人民元で支払わないといけないとなると、手続き面倒くさいよね。

北京大学新中村園へ入寮

7/7に北京から東京へ帰任し、約1か月半ぶりに北京へ戻ってきた。いよいよ今日から、北京大学MBAの学生生活がスタートする。

学生なので、北京大学に留学生用の寮へ申し込んでいた。英語を勉強する意味でも、相部屋でもいいかなと思ったが、相手側が40歳超えのおっさんを相手にするのは嫌だろうと思い、 一人部屋を申し込んだ。

北京大学の寮である北京大学中村新園は、北京大学の東側に位置しており、大学へのアクセスは近くて便利。来てわかったのだが、この北京大学中村新園は、留学生用の寮で、学食やカフェが併設されており、学生ライフが快適に過ごせるようになっている。今の段階で、そう思っているだけかもしれないが。。。暮らすうちに、考えが変わったらまたレポートします。

手続きは至って簡単。①パスポート提示 ②三か月分の家賃とデポジット16,800元を支払い。※微信、アリペイはNG ③顔認識登録※棟に入るのに、顔認識が必要。の3つ。公安での臨時宿泊登記は必要なく、また後日、別館でビザから居留許可への切り替えも行ってくれるとのこと。以外と簡単だった。

さっそく、部屋へ向かう。8月夏休みということもあり、寮自体が静かな感じ。棟の玄関に門番はいたが、やはり愛想のないおっさん。でも、少しずつ仲良くならないとね。入館は、先ほどの受付で登録した顔認識。エレベーターで上がり、自分の部屋へ。汚くはないが、全体的に大雑把なつくりの感じ。とはいえ、寮としては充分で、意外と好印象な感じ。さあ、ここから2年頑張ろう!