- 短期と長期の定義。
- マクロ経済の目標は、長期では経済成長、短期では、就業率の向上とインフレ抑制。
- マクロ生産関数(コブ・ダグラス生産関数)。下記図1参考。Yは生産量(GDP)、Kは資本投入量、Lは労働投入量。つまり、GDPを供給側の側面から、何の要素がGDPの押し上げているのか?押し下げているのか?を測るもの。Aは投入された資本や労働力の効率性を表すもので、全要素生产率( Total Factor Productivity, TFP)と呼ぶ。
- TFPは、さらに”技術効率”,”業務効率”,“制度効率”の3つの要素に分解される。
- そして、中国は改革開放以降、TFPを向上させるために、外国資本導入による技術の向上、制度改革、リソースの再配置による効率化などを進めてきた。
- 国家の発展三段階。1) Factor-driven 2) Efficiency-driven 3) Inovation-driven。
- 東アジアのGDP状況。東アジアは、Mass Productionモデル。つまり、アメリカの請負。
- 中国は、アメリカの請負の適していた。儒教文化という伝統があったから。毛沢東の経済施策は問題があったが、社会改革は成功した。社会改革があったから、アメリカの請負をできる環境が整っていたのだ。
- 政府開発援助( Official Development Assistance, ODA)と海外直接投資(Foreign Direct Investment,FDI)
- 中国は、工业模式へ。
- 人口红利(人口ボーナス)が終了。
- 大きな市場が中国の強み。
- 十九大では、”制造业强国”,“培育新增点和新功能”が強調された。
- 米中貿易戦争の長期化は中国に影響をあたえるのか?Next中国国家はインド?インドネシア?。
TFPの重要性が強調された講義でした。労働力、資本力以外の効率性であるTFPをどのように上げていくのか?人口は減る、アメリカとの貿易戦争で海外からの資本投下が減る、TFPを上げていく道しかない、ネット技術?5G?電気自動車?スマートシティ?