ことらのブログは、授業メモ化していますので、普段の感想などはnoteにも少し、書いてみようかなと思います。
今日は、北京大学MBAの関して紹介したいと思います。北京大学MBAは大きくいうと、MBAとEMBA(Executive MBA)の2種類に分かれます。EMBAは、名の通り、対象者は、すでに会社の要職や管理職についている人達です。私も管理職ではありますが、中国語の問題もあるので、MBAを選択しました。 記事はコチラ。
ことらのブログは、授業メモ化していますので、普段の感想などはnoteにも少し、書いてみようかなと思います。
今日は、北京大学MBAの関して紹介したいと思います。北京大学MBAは大きくいうと、MBAとEMBA(Executive MBA)の2種類に分かれます。EMBAは、名の通り、対象者は、すでに会社の要職や管理職についている人達です。私も管理職ではありますが、中国語の問題もあるので、MBAを選択しました。 記事はコチラ。
任润副教授による組織行動学で、全8回の講義です。任润副教授は、アメリカのテキサスA&M大学でMBAを取得しているようです。私は、2012年から北京に来て、組織を率いましたが、色々と苦労したこともあるので、特に中国人の考え方や統率方法などを学んでいきたいと思います。
かなり基礎だったなという印象です。組織をどう動かしていくのか?動かすためには、組織の方針、思想を従業員に積極的に共有していくことは、現代企業においては、必須かなと。その共有方法をどのような形で行うのが良いのか、様々な企業が悩んでいるところではと思います。ただ、中国企業は、ボスが方針を決めて、それに皆が従う。ボスに言ったことのみを実行する。つまり従業員は、ある意味、工場の中の部品のように扱われてきましたが、組織や業務が複雑化する中で、中国企業も組織での行動をどのように行っていくのか改善していく必要があるということだと思います。
企業戦略をテーマにした必須科目です。易希薇という助理教授が担当、結構若い先生です。成績は、グループワーク30%、授業での発言30%、期末テスト40%という割合。
今日は、第一回目なので、それほど難しくはなかったです。ただ、何を学んだかというと、?なので、ポイントが何なのか、自分なりに解釈をしていく必要があるかと思います。
颜色教授によるマクロ経済。有名な副教授らしく、クラスメイト以外のMBAの学生が数人、参加しようとしていましたが、座席に限りがあるので、退席させられていました。
颜色は、2000年に北京大学経済学部を卒業して、2008年のUCLAで博士号取得後、北京大学光华管理学院で教鞭を取っています。簡単なプロフィールはコチラ。今年7月には、方正証券の首席経済学家(アナリスト?)にも就任。詳細情報はコチラ。私よりも年下?50歳ぐらいに見えましたけど(笑)。
一回目は、とくにテーマもなく、副教授に思うところの経済事情をザッと説明する感じでした。
かなり専門用語や過去の出来事が紹介されるので、聞き取れない部分がかなり多かったです。ゆえに、事前にマクロ経済の基礎を頭に入れておく必要があるなと感じました。今週は宿題なしでしたが、来週からは、みっちりあるようです。。。
テストに向けて、重要トピックスをまとめました。
今日で、統計学の授業も終了です。最後は、重回帰分析です。
テストは2週間後なので、少し時間があきますが、しっかり復習して挑みたいと思います。
動画3)Huawei任正非のインタビュー、統計学の話は8分過ぎから。
北京大学MBAには、メンター制度があります。北京大学MBAの卒業生がメンターとなり、英語クラス、中国語クラスの生徒が入り交じり、各メンターを選択して、1年間色々なプロジェクトを進行していくというものです。縦と横の関係の絆を強くする感じですね。メンターを選ばない生徒もいるようですが、70-80%は選んでいるのではないでしょうか。今日は、そのメンタープログラムの開会式で、メンターと初めて会う場でもありました。
私が選択したメンターは、龙飞さんという海外経験が豊富で、チベット地区にも政府の人間として務めていた投資家?で、東京大学にも4か月留学経験があります。詳細な履歴はこれからコミュニケーションを深めることで、理解できるのはないかと思います(笑)。いずれにせよ、北京の日系企業で働いていては、なかなか接触することのない、私の職歴とは全く接点のないよう方なので、私にとっては非常に良いのではないかと思っています。
あと、私以外のメンバーは、60%は英語クラスで、韓国人、インド人などがいます。外国色豊かなので、英語も鍛えようかなという感じです。
今週来週は、テスト週間なので、再来週からプロジェクトが動き出すようです。
今日は、授業終了後、クラスの運営について議論がありましたが、結論が出ないまま終了してしまいました。
根本的な問題は、課題設定がはっきりできていない、ことに尽きると思います。課題が明確になっていない状況で、現状に対しての文句と解決法をごちゃ混ぜにして意見を言うから、結局主張は何だったのかが不明瞭になります。
事の発端は、先生に渡すプレゼントの段取りが悪かったということ。他のクラスは、しっかり準備をして、旗や花束を渡していて一方で、わがクラスは、直前になって急いで手配したポスターや記念写真など。誰が何を手配するのか?そして、それは誰が決定を下すのか?ということがクラスで明確になっていないため、動きが遅くなったということです。ここで、課題を明確にする議論をすれば良いのですが、直接関係のない話が色々と付け加えられ、議論が混迷を極めます。
2012年から北京で中国人スタッフと仕事をしていて、よく感じたのは、みな自分の意見は言うけど、まとまらない、ということです。これも上記と同じように、課題設定ができておらず、意見がなぜ有効なのかが判断できない場合が多いということです。
今回のわがクラスの問題でいうと、解決策は、クラスの意見をまとめるルールを作るということになってくると思いますが、ルール、規則を作ることは、中国人は慣れていないようにも感じました。これは、今の中国社会のやり方を反映したものかは分かりませんが。。。
いぜれにせよ、このあたりの物事を整理する仕事は。中国ではこれからさらに必要とされてくるのではないでしょうか。
秋も深まり、北京大学の銀杏の木が黄色に染まって、とても綺麗な風景を作り出しています。昨日、今日と上期前半の必須授業が終了ということで、管理経済学、統計学の教授と記念撮影をしました。MBAの光华管理学院の入口の両側に大きな銀杏の木があり、皆ここで記念撮影していました。