必須科目「財務会計」振り返りVol.7(2019/11/3)

テーマ「负债和所有者权益(負債と所有者利益)」

残すところ、あと2回。早いものです。各章サラっとではありますが、この分厚い教科書をやってきたのかと思うと感慨深いです。今回は、BSの右側の部分である負債と所有者利益の会計処理方法です。

  • 負債は、流動負債と非流動負債に分けらえる。
  • 流動性負債は1年以内に返済せねばならなく、金融负债、或有负债(偶発負債)がある。非流動負債は、1年以上の負債で、长期借款、债券、长期应付款などが該当する。
  • 债券は、企業が長期資金を集めるためで、証券市場で自由に売買できる。債券の発行価格は、将来支払われる利息及び債券額面と現在の価格の差によって決められる。
  • 债券の現在価格の設定をどうするのか? パターンは3つ。①債券利率が市場利率と同じ時② 債券利率が市場利率よりも低い時 ③債券利率が市場利率よりも高い時
  • 仮に、債券額面が1,000元、利率14%/年、利息は6/30と12/31の年10回(各70元)、発行数1、期間5年とすると、償却原価法で、利息法のとき、①の場合は、1年後の決算時の債券発行額は、70/1.07+70/(1.07×1.07)+…1,140/(1.07の10乗)=1,000元となる。つまり、市場利率と同じときは、現在価格と将来価格は同額になる。償却原価法の考え方は下記のビデオを参考。
  • ②③の場合は、上記と同様な計算式で、市場利率を使い、現行の債券発行額を出す。ただし、②の時は、額面よりも低い額、③の時は、額面よりも高い額となる。
  • なお、現在価値を出すexcelのPV関数がある。=PV(利率、期間、定期支払額、将来価格、支払い期日)。上記で当てはめると、=PV(7%,10,70,1,000,0)
  • 償却原価法は、上記の利息法以外の定額法もある。それも下記ビデオ参照。
  • とはいえ、細かい計算方法ではなく、債券の評価は額面利率と市場利率の違いを考慮する必要があるということを覚えておく。
  • 次は、可转换公司债(転換社債)。EC事業社の拼多多がNYに上場した時は、この利子0%の転換社債で8.75憶ドルを調達した。詳細は下記リンク。
  • 小米が2018年香港市場に上場した時にも同様な問題あり。小米は上場前に、転換社債を数多く発行(負債)。上場前に会社の価値が上がったため、転換社債の時価が上がり、負債が急拡大。しかし、上場した後には、上昇した株価でキャピタルゲインを得らるため、債券購入者の多くが普通株式に転換されることから、問題はないとしていた。詳細は下記リンク。
  • 所有者权益(純資産)に関して。 所有者权益 は、企業が保有する純資産に対しての要求権である。最近は、期权(ストックオプション)などの新たな金融形態が発生しているので、財務処理も複雑化している。
  • 株券発行、利益配分などの会計処理について。普通株は、一般の会社では2つの利益を含んでいる。一つは、株の額面価値。もうひとつは、額面価値を越えた金額価値。
  • 库存股(自己株式)、発行した株式を買い戻した株式のこと。BS上では、株主利益が減る。
  • 股利(株主配当)は、配当確定日は、借方に留在收益として、計上して、実際の支払時に借方を应付股利へ変更する。
  • 资本公积(資本余剰金)は、投資者の資本金を越えた純資産の一部。
  • 每股收益は、Earnings Per ShareでEPSのこと。一株当たりの収益。
  • 最後に、河北钢铁の財務表分析の宿題発表。1つのチームは、河北钢铁の減価償却の年数変更に問題なし、と判断。これには、教授から、「変更しなければ、利潤は出ずにSTになっていたので、大いに問題がある」と突っ込みが入った。
償却原価法とは

拼多多:以0%利率完成8.75亿美元可转换债券定价

小米为何出现巨额亏损?受可转换可赎回优先股影响

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