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必須科目「管理経済学」の振り返りVol.1(2019/9/7)

N.Gregory Mankiwのテキスト

毎週土曜日の 9:00-12:30は、「管理経済学」。教授は林莞娟。 UCLA(University of California, Los Angeles)で、経済学の博士号を取得していますから、私よりも確実に優秀です(笑)。たぶん台湾人だと思うのですが、なんとなくですが、中国を第三者的な立場で見ているような感じです。

授業では、レジュメが配布され、教授が説明をしながら、随時生徒に質問をしたり、生徒が自由に質問するように、授業は進んでいきます。ただこれは、他の必須科目である「データ分析と統計決定」「財務会計」も同じです。テキストは、N.Gregory Mankiw著書の「経済学原理」(マクロ&ミクロ経済学)。私は初めて聞く名前だったのですが、中国では有名なようですね。というか、私が勉強していないから、知らないだけかもしれませんが。。。日本のamazonには、 N.Gregory Mankiw著書の 書籍はあまりありませんでした。いずれにせよ、テキストは授業では使いません。宿題が毎回出されるのですが、 テキストの中にある問題から出題されます。ちなみに、宿題は、 論述式で、5-10問程度出されて、授業の前日夜の8時までに、Wechatのグループに送らなければなりません。夜8時をおくれると、1時間以内であれば、1分1元分の红包(投げ銭)を送れば、宿題を提出したとこになります(笑)。ゆえに、夜9時をこえると、宿題未提出となります。授業の単位を取るためには、期末報告40%、宿題20%、期末テスト40%で配分される中で、合格基準を満たす点数を取らなければなりません。何点取れば、合格かは分かりませんが。。。宿題20%で、授業は全部で10回あり、テストは8-9回出されることになるので、1回の宿題は2%程度で、そこまで点数が高いわけではありません。が、期末テストが論述形式、そして期末報告は6-7人でグループワークをして、プレゼンをするのですが、そこでもあまり大きな貢献ができない可能性があるので、この宿題は提出すれば点数が取れるので、私は宿題で確実に取っていかなければなりません(笑)。とはいえ、宿題に応えるためには、テキストを15-20ページぐらい読まないと答えられません。同級生は、おそらく30分もあれば読めると思うのですが、私は、3-5時間程度かかってしまうんですよね、中国語テキストですから(涙)。それでも、まだ3週間ですが、中国語を読むスピードは以前より早くなってきたなと感じるので、これを1年間ぐらいは我慢して続けなければいけませんね。

長くなったので、別記事で具体的な授業レビューします。

入学して、3週間後の感想

正式に入学してから、約3週間程度たったので、授業の振り返りをしたいと思います。Semester1(2019.9-2020.1)は週末の必須科目のみ。※2019-2020カレンダーの参考記事

土曜日は9:00-12:30「管理経済学」14:00-1730「ビジネス英語」

日曜日は 9:00-12:30「データ分析と統計を活用した決定」14:00-1730「会計学」

平日は、この土日に向けて、復習、宿題、予習をこなす感じです。2週間しか経っていませんが、同級生は働きながら、これをこなしているので、結構キツイと思います。家族持ちは特にそうでしょう。毎週土日の両方とも終日授業がありますから、どこにも出かけることは出来ないでしょう。そして、宿題を平日の夜にこなさなければなりません。確かに、平日の選択科目を取る余裕はないですね。同級生は、平日の業務よりも、土日の授業の方が辛く、平日が休みのようだと冗談を言っていました。

光華管理学院の入学式&宴会

先週にMBA全学生が集まっりましたが、あれは入学式ではなく、基調講演だったようで、今日、光華管理学院の入学式&宴会が開催されました。入学式は、MBA及び本科の経済学科も含んだ形で行われ、教授や関係者含めて、1,200人ぐらい参加していたようです。入学式は、はじめに在校生による出し物が披露され、卒業生や新入学生そして教授による挨拶が行われました。その中でも、中国独特といえば、各クラスの班長が班旗を持って、高々とかざすということでしょうか。私が所属するParttime MBAは、1から6班まであるのですが、それぞれの班長が、舞台に上がり、班旗を上げていました。

入学式会場

そして、そのあとは、食事のない宴会。食事がないから宴会とは言わないかもしれませんが。。。演芸大会といってもいいでしょう。EMBAを除く、MBA生徒が校舎の中庭にセットを組んで、一堂に会しました。新製品発表会のように、トラスを組んで、金をかけていました。こらにはビックリ。バブル感を感じるのと同時に、皆がこれからこのMBAを利用して、もりあげていくで!という意思を感じました。

開始前の控室
私が所属する班の集合写真
打ち上げ

北京大学の入学式

昨日、北京大学の入学式が開催されたので、参加してみました。会場は、北京五輪の卓球会場にも使われた邱徳抜体育館。邱徳抜は、体育館改修に20億円寄付したシンガポールの富豪?の名前です。参加者は、5000-6000人ぐらいだと思います。特徴的のは、在校生による歌のパフォーマンスではないでしょうか。教授の挨拶よりも、盛り上がっていました(笑)それにしても、人が多い!

2019-2020のカレンダー

2019-2020は、大きく2つのセメスターにわかれます。まずは、Semester1で、2019.8.17-2020.1.12で春節前まで。春節後に、Semester2が開始して、2020.2.17-2020.7.5まで。こう見ると、意外と短いですよね。Semester1は、実質9月から開始なので、10月の国慶節休みを考慮すると、18週。Semester2は、17週。合計で35週です。 試験は、各Semesterの最後の週と、Semesterの中間にあるようです。大学側からは、徐々にスケジュールが出てくる感じで、まだ正直よく分かりません(笑)。

私は、Part-Timeなので、平日夜も授業があると思っていたのですが、Semester1は、週末に行われる必須科目のみ受講すればよいとのこと。平日は選択科目になっていて、木曜日と金曜日の夜に受講できるのですが。。。

週末の必須科目は、全部で4つ。「管理経済学」「統計学」「会計」「ビジネス英語」。私は外国人なので、ビジネス英語は取る必要ないと言われたのですが、GMATのひどい点数を考えると、受けた方が良いだろうと思い、自ら学校にお願いして、受講できるようにしてもらいました。

ということで、週末オンリーの時間割になったので、平日何やろうかなと思っている次第です。

健康診断

健康診断は、日本で行ったのですが、診断結果を出したところ、不備があるとのことで、中国で再度受けることになりました。通常は、400元のところ、無料で寮から病院まで、バスが出るとのことだったので、まあしょうがないなあ、と思い受診してきました。

場所は、大学から北へ向かい、バスで15分ぐらいの健診センターみたいなところでした。当日は、外国の学生(もしかしたら、外国人専用なのかもしれませんが)ばかり参加しているようで、北京大学以外からも留学生が集まっていました。

健診項目は、6項目程度で、かなりいい加減(笑)。視力検査は、右目が2つ、左目は1つしか、答えていません。。。例の上下左右を答える検査です。本当にこれでいいの?って聞いたら、無表情で、ハオダとのこと。

ただ、採血は、数をこなしている分、ものすごく早くて、全く痛くなかったですね。これは、凄かった。いずれにしても、この健診で400元取るのは高いですね。しかも、結果を郵送してくるのですが、30元も取られました。えっ、30元?高いでしょ?と聞いたのですが、みんな同じ価格だとのこと。まあ、この30元で職員が小銭を稼いでるのでしょう。

学食 中村新園

北京大学構内には、いくつかの食堂があります。今日は、北京大学外の食堂を紹介します。実は、大学外にも、私が知っている限りでは、4つの食堂があります。それらの食堂は、北京大学外にある寮の付近にあります。寮は、大学の内外にあるのですが、私は、大学の外にある北京大学中村新園という外国人用の寮に住んでいます。その外国人用の寮の隣に中国人学生?や北京大学に関係のある人達が住んでいる小区(日本でいう団地)があります。その中に、食堂があるのです。

食事を配給する場所は小さく、食べる場所は、1階と2階がありますが、それほど広くはありません。ただ、2階にテラスがあり、気分転換が出来ます。値段は、大学内の食堂よりも、10-20%高いような感じがします。まあ、それでも15元(250円ぐらい)もあればお腹一杯になるのではないでしょうか。

入口
メニューと配給口
2階のテラス席、北京大学のどのような関係者かは分かりませんが、家族連れも結構います。

マラソン大会

北京大学MBAの中には、いくつかのクラブがあるのですが、その中でもマラソンは結構活発な活動をしているようで、2019年新入学生用に、マラソン大会が開催されました。

団体戦(1人10キロ)、個人戦 (10キロ) 、体験 (3キロ)と3つのコースがあり、校内の周回となります。40代ですので、あまり張り切りすぎるのもよくないなと、体験コースを選択。

みんなこのようなイベントは意気投合して、かなり積極的に参加します。私も学生に戻った気持ちで頑張って参加しました。スポーツは、あまり多くの言葉を必要としないので、同級生との距離も一気に縮まって非常に良かったなと。また、このような機会があれば、参加してレポートしたいと思います。

それしても、このマラソン大会は、日曜日の授業終わりの夕方1730-過ぎからの開催でしたが、みんな翌日から仕事という結構ハード・スケジュールでした。ただ、パートタイムは、どうしてもこのようなスケジュールになってしまうので、本当に同級生のみんなは人生楽しんで、全力で生きているなという感じです。

入学儀式?

8/31に、MBA関連学生が一堂に会して、授業&入学儀式?がありました。フルタイムの英語コース(50名ぐらい?)と中国語コース(50名ぐらい?)、パートタイムは、北京だけでなく、成都、西安、深圳すべてのエリア(合計250名ぐらい?)、2018年に入学した学生、そして教授や職員?なども含めて、400名ぐらいは参加していたような気がします。

授業は刘俏学長自らの授業で、「批判思維&商業倫理」。要は、物事を鵜呑みにしないで、日ごろから自分の考えや思考を張り巡らしながら、物事を取れていく重要性と、ビジネスを推進していくうえでの倫理観が大切であるということを説明した授業でした。刘俏学長は金融が専門なので、フォーブスの企業ランキングに中国企業が数多く入るようになったが、規模だけで判断してはならぬ、効率性や成長性などの視点で評価すべきで、中国企業は、まだまだ改善すべきところがあるし、これからもっと発展していくべきだとというこを述べていました。中国の地方政府の債務関連の数字なども説明していましたが、私はほぼついていけず。。。とはいえ、趣旨は分かったので良しでしょう!ただ、話はそれほど面白くないとも感じました。金融専門なので、しょうがないかなとは思いますが、金融関連のデータを出して、”この数字を鵜呑みにしてはいけない、もっとこうのような視点で見るべきだ”と説明してくれるのですが、数字自体を説明するのは、本授業の趣旨ではないので。。。 「批判思維&商業倫理」 を今年から必須としたらしいので、大学側も手探りでやっているのでしょうか。あと、essayにも、この倫理感を問われる課題がありました。これにつながっていたんですね。

そのあとは、校舎の外にある石碑近くで、クラスごとで記念撮影。集合写真と、教授との2ショット。この2ショットが教授と手を取り合うのですが、なんか恥ずかしい(笑)。

私のクラス。2019年4班。全部で60人。
教授と、手を取り合う2ショット。
刘俏学長による初回の授業。記念講演に近いかも。